2012年2月 のアーカイブ

紀元祭と建国記念

2012年2月12日 日曜日

昨日2月11日は『建国記念日』として国民の休日に定められています。

 

日本の建国は神武天皇が大和の橿原宮(かしはらのみや)で即位された辛酉(西暦紀元前660年)正月一日を紀元としています。そしてこの日は現在の新暦では2月11日にあたり『紀元節』と定められました。

この紀元節は戦後一時廃止されましたが、昭和41年に建国記念の日と名を改め制定されました。

この日神武天皇を祀る橿原神宮では例祭日となっています。各地でも建国を祝い神武天皇の偉業を偲び、日本人、日本国民としての自覚を深める意味を込めて紀元節、建国記念に関する式典が多く執り行われています。長岡市では本年、長岡市立劇場にて建国記念奉祝式典が行われています。

初午

2012年2月6日 月曜日

今年の2月3日は初午でした。

『初午』とは稲荷神社の縁日で、稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社に御祭神が降臨されたのが 、和銅4年(711年)の2月の初午(2月最初の午の日)であったため、以来2月の初午の日に稲荷社では祭礼を行っています。

この日は兼務社 の稲荷社を四社駆けまわる一日です。

写真は長岡市中島の神明神社の境内社の稲荷神社です。

このあたりでは初午の日に写真の様な五色の紙札に子どもの名前を書いて心身健全成長を祈願する習わしがあります。この頃は感染症も広がりやすい時期ですので旗を奉納されたお子さんたちも病気に負けることなく健やかに育ってほしいと思います。

今年は当地方も大変な豪雪となり、2月3日も大変厳しい寒さでした。

翌2月4日は立春となり、暦の上では春になります。(太陰暦では立春が一年の区切りでこの日から新年となります)雪深い中にも次第に春の足音が近づいてきます。日は少しずつ長くなり、晴れ間が覗くと雪解けも進むようになります。雪下ろしなど豪雪地の冬は大変辛いものがありますが、その分だけ春の到来は嬉しく有り難いものです。季節の移り変わりに神様の力、恵だと感じるようになりました(桃)