‘神社のいろは’ カテゴリーのアーカイブ

神前結婚式

2023年11月20日 月曜日

昨日、金峯神社では神前結婚式が執り行われました。

午前中は雨模様でしたが、新郎新婦様が到着される時間になったら雨も小雨へと変わり、『参進の儀』も無事執り行うことができました。

『参進の儀』(さんしんのぎ)とは・・・

神前式の前に行われる神職や巫女を先頭にして、新郎新婦や家族が列になって神殿まで歩いていく儀式のことです。

参進の儀における『さん』とは、過去、現在、未来が合わさる三位一体を表していると伝えられているようです。

新郎新婦の後に続き、共に歩いていただく参列者は、お二人の『過去』を支えた人たち。

親族や親戚など、これまで大切な方々に支えられて生きてきたことを共に歩むことで改めて実感する儀式となります。

『現在』は、神殿へと向かっている新郎新婦。

そして、お二人の先には『未来』が広がっています。

神殿には神様が待ち受けており、安泰を祈願する場所であり、未来の象徴とされています。

和婚らしい厳かな雰囲気の参進の儀ですが、儀式には見た目が美しいだけでなく、

日本の結婚式らしい素敵な意味が込められているのも魅力のひとつかと思います。

今月金峯神社では多く神前結婚式が執り行われました。

結婚式を挙げられたご両家、新郎新婦様には 心よりお祝い申し上げます。(山)

桃の節句・戌の日

2021年3月2日 火曜日

昨日までの2月の花手水にも多くの方にお越しいただきました。ありがとうございます。また次回もお楽しみに。

さて、あす3月3日は桃の節句・ひな祭りです。3月の最初の巳の日である上巳(じょうし)の節句が由来で、後に現在の3月3日に定まりました。

人形(ひとがた)や形代(かたしろ)と呼ばれるものに自分の災厄を移し、川などに流すお祓いの行事。江戸時代の人形遊び。この二つが合わさったものが現在のひな祭りと言われています。人形(ひとがた)については、6月・12月の大祓にご参列いただいた方は、ご覧になったかと存じます。

お子様の健やかなるご成長を祈り、ご家族でお過ごしください。

また、明日は戌の日です。ご懐妊され体調の落ち着かれた方は、ぜひお参りいただきお子様の無事なご出産と安産をお祈り下さい。(吉)

干支

2018年12月26日 水曜日

来年の干支は、亥です。

所説ございますが、その中の一つをご紹介いたします。

本来、十二支は植物の生長を表すものでした。(子=根~亥=種)

亥は植物の生命が種子の中に閉じ込められている状態です。

その後、人々が覚えやすいようにと動物の名前を当てはめたのが今の十二支になったそうです。

亥の由来は、イノシシの肉が万病に効果がある食べ物だと信じられていたことによります。

これらのことから、エネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をする年、無病息災の年だと言われています。(優)

お盆について

2013年8月15日 木曜日

日本列島全体で猛暑のニュースが伝えられております。本当に暑い日が続いていますね。

お盆を迎えUターンラッシュや各地の行楽地は多くの人出でにぎわっています。それからやはりお墓参りや家族親族で団欒を迎えることが多いのではないでしょうか。

毎年何となく迎えているお盆について少し神道の解釈を説明したいと思います。

 

お盆の行事は旧暦の七月十五日を中心とする、もともと祖霊をお祀りする日本古来の行事です。(現在では多くの地域で新暦八月に行っていますね)

各ご家庭のご先祖様が「ご精霊さま」(ごしょうれいさま)として帰って来られるのをお迎えをし、手厚くもてなすために盆棚を飾り、提灯をともし花や手料理を供え家族皆でご先祖様をお慰めします。各地で行われる盆踊りも精霊をお慰めするためのものです。ところが仏教を布教するため、日本古来の七月の祖霊祭に仏教の「盂蘭盆会」(うらぼんえ)を結びつけたために現在では仏事のように思われているのです。

古い時代では旧暦の一月十五日と七月十五日頃の満月を中心として、年に二回神様の御来臨を願い祖霊のお祀りを行っていました。大層賑やかな時「盆と正月がいっぺんに来たようだ」と今でも言いますが、実は正月は祖先の神や歳神さまといった「神々」をお迎えする祭りであり、お盆は祖先神まで高まっていない精霊さまをお迎えするお祭りだったのです。

 

日の本に 生まれ出でにし 益人は 神より出でて神に入るなり  (中西直方)

「祖先の神があってこそ生まれた自分、その自分もやがては祖先の神のもとへ帰っていくのだ」というこの歌は古い日本的な死の考え方を表していると思います。死後の魂とはどこか遠くへ行くのものではなく、死後やがて祖霊となり、やがては祖先神へと高まっていきこの世の子孫の生活を見守っていると考えられていました。やがてその祖先神は歳月と共に家を守る「氏神」、土地・地域を守る「産土神」として我々を守り導いて行くのです。

 

せっかくのお休みの期間ですが、ご先祖へのお祀りを通じて感謝と慰霊の念を捧げ、神様やご先祖様と自分の命との間の繋がりを確認し、かつご家族の絆をさらに深めてみてはいかがでしょうか。(桃)

『神棚への御札の祀り方』

2012年12月15日 土曜日

神棚には一般的に扉が三つある三社造りと、扉が一つの一社造りがあります。

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神棚に御札を祀るときの順番ですが、三社造りでは中央に伊勢神宮の御札を祀り、向かって右に氏神様の御札(地域の神社の御札)、向かって左に崇敬神社の御札(お参りに行った神社で受けた御札等)をお祀りします。

DSC_0182一社造りでは、一番手前に伊勢神宮の御札、二番目に氏神様の御札、一番奥に崇敬神社の御札を重ねてお祀りします。(廣)

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