神前結婚式

昨日、金峯神社では神前結婚式が執り行われました。

午前中は雨模様でしたが、新郎新婦様が到着される時間になったら雨も小雨へと変わり、『参進の儀』も無事執り行うことができました。

『参進の儀』(さんしんのぎ)とは・・・

神前式の前に行われる神職や巫女を先頭にして、新郎新婦や家族が列になって神殿まで歩いていく儀式のことです。

参進の儀における『さん』とは、過去、現在、未来が合わさる三位一体を表していると伝えられているようです。

新郎新婦の後に続き、共に歩いていただく参列者は、お二人の『過去』を支えた人たち。

親族や親戚など、これまで大切な方々に支えられて生きてきたことを共に歩むことで改めて実感する儀式となります。

『現在』は、神殿へと向かっている新郎新婦。

そして、お二人の先には『未来』が広がっています。

神殿には神様が待ち受けており、安泰を祈願する場所であり、未来の象徴とされています。

和婚らしい厳かな雰囲気の参進の儀ですが、儀式には見た目が美しいだけでなく、

日本の結婚式らしい素敵な意味が込められているのも魅力のひとつかと思います。

今月金峯神社では多く神前結婚式が執り行われました。

結婚式を挙げられたご両家、新郎新婦様には 心よりお祝い申し上げます。(山)

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