2012年1月 のアーカイブ

月次祭のご案内・・・2/1午後2時より

2012年1月31日 火曜日

寒さ厳しい毎日が続いております。

境内も積雪で一面すっぽりと雪で覆われ、境内施設の雪かきや雪おろしに追われる毎日です。

 

2月1日(木)午後2時より月次祭を執行致します。

※月次祭とは、毎月一日と十五日に行う祭事です。(但し1月1日は歳旦祭、4月と7月の15日は大祭の為除く)ご祭神に世界平和、国家安泰、皇室の繁 栄、氏子崇敬者の健康や安全などを祈願する祭典です。また1日や15日は神棚に供えている榊や神饌などを取り換えるのに良い日とされています。

月次祭の参列に関しまして特に費用はかかりません。参拝後は榊を授与致します。神棚の榊をお取り換え下さい。

1月21日に大寒を迎え一年中で一番寒さが厳しい時期となりました。しかし2月3日に節分、4日に立春と暦の上では春はすぐそこまで近づいています。皆様のご参詣をお待ちしております。(桃)

鏡について

2012年1月21日 土曜日

本日から大寒ですが、ここ最近は割と暖かい気がします。お陰で雪掻き作業も一段落しました

今日は鏡について書きたいと思います

丸は欠ける所が無い完全な形を意味するなどと言われておりますが、鏡は昔から祭具の中でも特別な役割を担ってきました

『日本書紀』には天照大御神が天孫降臨の際に八咫の鏡を授けられて「此の宝鏡を視まさむこと、当に吾を視るがごとくすべし」と仰せられました

これは神さまの姿はそこにはありませんが「この鏡を見る事は私(=神さま)を見るのと同じ様にしなさい」と言う事です

鏡と対面するという事はそこに映る自分の姿を見ると共に、心の内面を深く反省し清らかな心で神さまと向かい合う事だと言えます

 

鏡の語源は影見(カゲミ)とかカカメ(=蛇の目)であると言われていますが、私は言葉遊びで彼我見(=カガミ)と言っています

彼と言う字は昨今は男性を表す事が多いですが、古文では「か」と読み「あちら」などの意味があります

つまりは「あちらから私を見ている」と言う意味になります。目に見えない神さまが鏡を通して自分を見ていてくださる・・・と思うと、自然と姿勢を正して、嫌な事があっても頑張れる気がしませんか?(大)

 

 

塞の神神事

2012年1月15日 日曜日

1月14日夕方五時半より塞の神神事を執り行いました

 

当日は朝から子ども会の皆様など多くの方々のご尽力を賜りまして、無事に塞の神を作り終える事が出来ました

昨年の塞の神当日は雨交じりの肌寒い天気でしたが、今回は荒れた天気ではなく、また昨年の反省を生かした塞の神がお昼前には出来上がりました

夕方五時半から執り行われた塞の神神事では子どもたちを代表して六年生のお子様から玉串奉奠を務めて戴き、神事の安全などを祈願したのちに、六時から点火致しました

今回はあっという間に燃え広がり、写真を撮る頃には竹で作った枠組みしか残っていませんでした。本当はもっと勢いが強い時に撮りたかったんですが・・・

 

するめなどを焼き、食べながら家族或いは地域社会との関わりを深めあう昔ながらの風習です

 

氏子青年会や子ども会などが甘酒やお神酒を振舞っていたので、子ども達は甘酒を飲みするめを食べながら、大人はお神酒を飲みながら、火に当たり普段はあまり話さないような地域の人とも会話出来た良き機会になったのではないでしょうか

 

子どもたちにとっては、或いは大人でさえもあまり見る事のない巨大な火柱には、何か感じるモノがあったかも知れません

 

時代の移り変わりとともに塞の神神事の執行も段々と難しくなってまいりましたが、火を囲みながら楽しく会話をするこの情景を絶やさぬ様にしていきたいと思います

 

午後九時ごろには完全燃焼。昨年は丑三つ時まで苦戦していたのが嘘のようでした

 

年末年始の行事は塞の神神事を以て無事に納めさせていただきました。大分遅れてしまいましたが、みなさま今年もよろしくお願い致します(大)

 

月次祭のご案内(1/15 午後二時より)

2012年1月11日 水曜日

六日の小寒も過ぎ、寒さも段々とピークに達しようとしています。身を震わせるような寒さの毎日ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか

1月15日(日)午後2時より月次祭を執り行います

月次祭とは、毎月一日と十五日に行う祭事です。(但し1月1日は歳旦祭、4月と7月の15日は大祭の為除く)ご祭神に世界平和、国家安泰、皇室の繁 栄、氏子崇敬者の健康や安全などを祈願する祭典です。また1日や15日は神棚に供えている榊や神饌などを取り換えるのに良い日とされています

月次祭の参列に関しまして特に費用はかかりません。参拝後は榊を授与致します。神棚の榊をお取り換え下さい

なお、当日は塞の神神事などの後片付けを行っておりますが、通常通り月次祭を執行いたしますので、みなさまご参拝下さいますようよろしくご案内申し上げます(大)

塞の神神事のご案内(24年1月14日 土)

2012年1月9日 月曜日

年末年始の慌ただしさもようやく収まりはじめてきました。みなさま新年はどの様にお過ごしでしたでしょうか

五日後に執り行われる塞の神神事のご案内を致します

 

1月14日(土) 17:30 塞の神神事執行

        18:00 点火

古いしめ縄や御札などが御家庭にある方はこの折に焚き上げてはいかがでしょうか

皆様お誘い合わせのうえご参拝下さいますようよろしくご案内申し上げます

当日は厳しい寒さが予想されますので、どうぞ厚着にてご参拝願います(大)

・塞の神神事について

“塞の神”は地方により「左義長」・「とんと焼」・「おんべ焼」などとも呼びひとつの年中行事となっている。その内容は地方により小異を存するが、大体小正月に行われている。

この行事は古く平安時代の記録にも「三(さ)毬(ぎ)杖(ちょう)」または「三(さ)毬(ぎ)打(ちょう)」と記されている。その当時は主に宮中や公家による宮廷行事の一種であった。「さぎちょう」の語源は三つの竹あるいは木を組んで結び、三脚にして建てたことによるものらしく、火祭に戸外で食物を調理して、そこで共同で飲食したものと思われる。

正月の松飾などを各家々から集めて、神社や道祖神の祭場・あるいは川岸・浜などで焼くという形式が普通である。火に体を当てると若返る、体が丈夫になる、餅類・スルメなどをその火で焼いて食べると病気をしない、火に正月の書き初めをかざして高く書紙が舞うと書が上手になる、など火を神聖視する信仰に結びついている。