2011年6月 のアーカイブ

『大祓』のご案内・・・6/30午後4時より

2011年6月7日 火曜日

6月30日午後4時より『大祓』を行います。

『大祓』は「夏越の大祓」とか「水無月の大祓」ともいいます。

6月晦日(30日)で一年の半分が終わりますが、この半年の間に身についたケガレを清め、残り半年の御加護を願う神事です。6月晦日(6/30)と12月晦日(12/31)の年2回行います。

6月の大祓では、『茅の輪くぐり』が行われます。

大祓『茅の輪』

大祓『茅の輪』

茅輪神事は『釈日本紀』の中の「備後国風土記逸聞」の中に書かれている蘇民将来・巨旦将来と言う兄弟の故事が元になっています。

蘇民将来(そみんしょうらい)が無塔神に一夜の宿を提供したところ、「もしも後世に疫病がはやったならば、蘇民将来の子孫であるといって茅の輪を腰につけなさい」といわれ、その通りにして疫病を免れることができたという神話に基づくものです。大祓では、「人形(ひとがた)」を用い、身体を撫で息を吹きかけ名前等を記入することにより自身の罪ケガレを祓い清めます。そして神道の精神である清浄な心身を回復し、神さまの御心に近づく大切な行事です

P1010015

人形(ひとがた)

社殿前にて大祓のご案内を承っております。

初穂料千円をお供えいただきお申し込み下さい。大祓終了後、茅の輪御守他記念品を授与いたします。(桃)

千手 八幡神社春季大祭

2011年6月1日 水曜日

5月27日、28日と長岡市千手に鎮座する八幡神社に於いて春季大祭が執り行われました。

昨年は寒い二日間でしたが、今年は時折晴れ間も見える過ごしやすい二日間となりました。

27日は午前に例祭神事、午後より各戸祓が行われ、28日には当日祭が行われました。

P1010101P1010099

由緒

旧称諏訪社。元禄年間(1688~1704)創立。慶応四年(1868)五月、戊辰之役にて兵火に遭い焼失するも、明治四十五年(1912)八幡宮を合併し社号を八幡神社と改める。

合祀された八幡宮の創立年月は不詳。当初は三州牛久保(現在の愛知県)に鎮座。藩主牧野家崇敬の神社であり元和元年(1615)牧野家が長岡へ移封され、暫く城内に鎮座の後、寛永六年(1629)に社殿を造営、移転するが昭和二十年(1945)八月一日、長岡大空襲により牧野氏造営の舞殿を始め社殿悉く焼失し、同二十三年に再建される。