例年に比べて今年はかなり遅いんですが、ようやく境内の木々も色づいてきました。
今日は10月最後の日曜日とあって、七五三や初宮詣の方々が多く参拝されました。
明日から11月。11月5日(金)には例年通り王神祭が行われます。(桃)
例年に比べて今年はかなり遅いんですが、ようやく境内の木々も色づいてきました。
今日は10月最後の日曜日とあって、七五三や初宮詣の方々が多く参拝されました。
明日から11月。11月5日(金)には例年通り王神祭が行われます。(桃)
爽やかな秋晴れの日が続いています
10月23日の今日、社殿では結婚式が行われました。
境内はケヤキ等落葉樹が多く、葉が赤や黄色に色づく時期です。
青空に紅葉をバックに、新郎新婦が歩まれるのを見て美しいな、と素直に感じました。
ご友人たちが式にも参列され、カメラで記念撮影などもされていました。
皆に祝福されて結婚されるのはやっぱり幸せだなと思います。
奇しくもこの日10月23日は、6年前この地を襲った中越地震の発生した日です。
6年前のこの日は絶望の底と言いますか、これからどうなるんだろうと不安の毎日でした。
今でこそ冷静に受け止められますが、当時は破損した境内を見てどうしたらいいかわかりませんでした。
人生楽あり苦ありといいますが、困難に直面することもあれば喜びに満ちた瞬間も訪れることもある、そういった中で努力してひとつずつ積み上げる大切さを感じました。
何はともあれお二人のご多幸を心よりご祈念申し上げます。(桃)
一雨降ってから急に季節が進んだ感じがします。先週まではまだまだ暑い日が続くのかと思っていたのですが・・・。
普段は毎年7月14日、15日の例祭日に神社の拝殿で舞を奉納している稚児舞ですが、今回は出張?して大手通まで舞を披露しにいきました。
出演者は舞の子ども二人と笛の子ども三人、そして笛の先生と太鼓の私です。
広い舞台に大勢の観客と言う事で、若干緊張気味の舞子たちですが(先の演者がかなり早く終わり準備が慌ただしかったせいもありますが・・・)
本番では綺麗に踊れていました 写っていませんが私もちゃんといます。向かって右の方で必死に太鼓を叩いています。
そして今気がついたのですが、向かって左側の三宝(さんぼう。床に置いてある朱色の台)の向きが逆でした。恥ずかしすぎる間違いで只今反省と消沈しております
今年初めての取り組みでしたので改善点は多少見受けられましたが、地域の方々に広く知ってもらうには良い機会だったと思います(大)
8月も終わりに近づいてきました。
今年は連日の猛暑でまだ涼しさは感じることはできませんが、一日一日秋へと近づいているんですよね。
当社は兼務社(金峯神社以外に奉務する神社)が40社と大変多く(神社本庁の包括下の神社と、そうでない神社があります)、そのうちの15社が8月にお祭りを行っています。ですので8月は暑いだけでなく、忙しい月で連日汗びっしょりで神事を行っています。
お祭りというのはもともと稲作と非常に深い関係にあって 、春の祈年祭と秋の新嘗祭がルーツです。アバウトな説明ですが、田植えと稲刈りに際しお祭りを行う、といったらわかりやすいでしょうか。
ですが様々な事情でその祭礼日も変更を余儀なくされています。お近くの氏神様の祭礼は土日にされているところが多いと思いますが、本来春や秋に行われていたお祭りも季節も関係ない時期に変更されているのが現状です。それで8月のこの時期が当社では忙しい時期になっているんですね。
祭礼日が変更される、ということに対して若干の寂しさは当然持っています。何らかの起源や理由があって始まったものですし、その時期が来ると自然と心が躍るというか生活に密着していたものを変更するのはやはり違和感はあるんですね。
しかし半面昔とは生活様式が変わって、例えば私どもの兼務社では農業を生業としている人は少なくなって、田植えと稲刈りが重要ではなくなったことや、氏子地域の皆が集まれる時期を模索すると土日で、子どもたちを集めようとすると夏休みの8月になったり、つまり将来へ伝承するために大勢の人を集めようとすると今までの祭礼日が適正な日取りでなかったり。そういった状況の中で祭礼日の変更という結論に至ったわけですので、盛大に氏子地域を挙げて一体感を持ってお祭りを行ってほしいと思います。同時に変わってしまった伝統や形式を記録を取るなど将来へ残してほしいとも思います。
古い記録や地域に生きてきた人たちの足跡があるというのは後世の人間にとって嬉しく有り難いものです。現代の人って情報化社会でスピードの速い中を生きていますので、あまりに刹那的というか過去や未来との時間軸の中で自分たちを客観視しないというか、広い視点で伝統行事を見てほしいなぁと最近思いました。(桃)