‘社務日誌’ カテゴリーのアーカイブ

日本の風習(節分)

2018年1月27日 土曜日

本日も大変多くの雪が積もり、本当に立春に近づいているのかと少し心配しております。

2月3日は節分でございます。

日本の風習をあらためてご紹介できればと考えております。

節分は書いて字のごとく「季節を分ける節目」を表す言葉です。

家庭や地域により節分の過ごし方は様々ありますが、そのうちの一つをご紹介できればと考えております。

節分と言えば「豆まき」ですね。

 

炒った豆を鬼に向かって豆をまき、歳の数だけ豆を食べる

この一行には、様々な考え方やその時代を生きた先人たちの願いが込められているそうです。

①歳の数だけ豆を食べるとは…忠実(まめ/真心をもって努力する)な人を目指して

②豆とは…魔を滅する(豆/魔滅)を表し

③炒った豆を鬼とは…陰陽五行説でいうところ「鬼→病」を表し、「炒った豆→火」を表しているそうです。

そこで炒った豆で病を祓い一年間「病気知らずで達者に過ごせるように」と願った

④季節の節目にまく豆は「その年(立春を迎え暦がわりし次の年)の五穀豊穣、豊作」を祈念してまく。

※昔は市町村によって収穫できるものが違った豆の代わりに「五穀(・豆・)」のどれかをまいてたそうです。

ちなみに、新潟県は落花生をまく、ご家庭が多いのではないでしょうか…

東日本では、約7割のご家庭が「落花生」

西日本では、約8割のご家庭が「大豆」だそうです。

 

また、恵方巻も節分の恒例行事になってまいりました。

元は、関西方面の文化が関東にも進のだそうで今では全国的に行われているのではないでしょうか…

具材の種類は基本的に、なんでも大丈夫だそうですが、「7」種類をまく。

七種類の具材を海苔で巻き、節分の時期に恵方に向かって切らずに食べるものを

「恵方巻」と呼んでいるそうです。

気になる人気の具材と意味

①うなぎ…出世

②エビ…長寿

③伊達巻…金運

④きゅうり…成長

⑤シイタケ…体力

⑥桜でんぶ…おめでたい

⑦かんぴょう…縁結び

※意味は地域によって異なるそうです。

「豆まきも恵方巻」も新しい季節を迎える為に、育まれた大切な文化だと感じております。(小)

自然のコトバ

2018年1月25日 木曜日

東京では48年ぶりの寒さを観測したそうで中々、自然にはいつも驚かされます。

新潟県の長岡市も雪が多く降り積もり、風で巻き上がる雪で視界が悪い状況です。

この時期は、「寒いのはやだなぁ」「雪かきやだなぁ」と

思う人はたくさんいらっしゃると思います。

さてさて、このように思うのは現代人だけでしょうか、先人たちは

いやだ、いやだと思うなら「まずは友達になればいい」そんなことを考えた人もいるそうです。

そこで普段使わない「雪の言葉」を集めてみました。

【名残の雪】…春を迎えてから降る雪(春になっても解けずに残っている)

【雪の花】…雪が降る景色が花びらが舞う様を例えたもの/木の枝に積もったが咲いている様を例えたもの

【宿雪】…解けずに残っている雪(しゅくせつ)

【雪眉】…白い眉毛(せつび)

【雪月花】…四季折々の美しい眺めのこと

【雪晒し】…北陸地方で伝わる織物の「越後上布」の重要な工程(ゆきさらし)

などなど、紹介しきれない言葉はまだまだあります。

日常生活で「感じたこと、学んだこと」を コトバ にし現代まで語られております。

「雪」という相手をよく知ることで、毎年訪れる「雪」が待ち遠しい日がくるかもしれません(小)

塞ノ神神事

2018年1月14日 日曜日

昨日賽の神神事が行われました。町内の子ども会の皆さんがぞくぞくと拝殿に集まり、神事の後点火を致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもさんたちは御守りや書初めを火の中に入れたり、配られたするめを焼いたり、わいわいと楽しみながら地域の伝統に触れていました。なかには食べ終わって雪合戦で遊ぶ子もいました。

これからもこの伝統行事が末永く続けられることを祈ります。(吉)

夜のおしごと ~賽ノ神ご案内~

2018年1月12日 金曜日

新潟県長岡市に鎮座致します。金峯神社ではこの時期は「提灯・行燈」にあかりを灯し皆様の足元を照らします。

この「提灯・行燈」のおかげで少し暗くなっても神社の入り口を明るく照らし行先を教えてくれます。

遅くまで頑張っている「提灯・行燈」に負けじと、これからもご奉仕いたします。

さて、明日は「賽ノ神」が執り行われます。

天候を気にしながら、無事に祭祀が進みますことをお祈り申し上げ

今年の「豊作や無病息災」を祈念申し上げご奉仕いたします。(小)

冬のおくりもの ~賽ノ神ご案内~

2018年1月12日 金曜日

昨日は、寒気の影響で新潟県は記録的な雪に包まれました。

少し時間が経つと、先ほどまでの雪が嘘のように綺麗な青空がこの境内に広がりました。

新潟県長岡市に鎮座したします、金峯神社では明日「1月13日に賽ノ神」が執り行われます。

夕方18時過ぎに点火し、蔵王地区を明るく照らします。

皆様のお参りお待ちしております。(小)