今年も6月30日の「夏越大祓」に向けて、社頭に「茅の輪」を設置致しました。
茅の輪くぐりとは、蘇民将来が無塔神に一夜の宿を提供したところ、『もしも、後世に疫病がはやったならば、蘇民将来の子孫であるといって茅の輪を腰につけなさい』といわれ、その通りにして疫病を免れる事が出来たという神話に基づくものです。
どうぞ当社の茅の輪をくぐりまして無病息災をお祈り下さい。(廣)
先月末に関東甲信が例年より早く梅雨入りしてから、なかなか北陸・新潟は梅雨入りしません。
それに越したことはないですが、本日出された梅雨入り予想は今週末の15日とのこと。
梅雨入り前のこの乾燥した時期は、消防車のサイレンの音を良く耳にします。火の元には十分ご注意ください。
さて、月次祭のご案内を致します。
6月15日午後2時より斎行致します。
国家の平安と皇室の護持、そして参列される皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。
月次祭参列は特にお包み頂く必要はございませんので、どうぞ日々の祈りと感謝をご神前にてお参り下さい。(廣)
来年4月に消費税が増税されますが、増税前に新築をされる方が大変多いです。
本日も着工前の地鎮祭をご奉仕してきました。
地鎮祭とは住宅や社屋など建築工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得て、工事の無事安全と将来に渡るご加護を祈る神事です。
写真のように着工前の敷地に祭壇を設け、神様をお祀りしお供えを捧げ神事を行います。祭壇の周りには竹を4本立て注連縄(しめなわ)を張り巡らし、紙垂(しで)をつけます。
住宅建築工事のような大掛かりな事業は、金額的な負担もそうですが気持ちの上でも大変なプレッシャーがかかります。
神事を通して安心を得て工事に取り掛かりたいものです。建築業者によっては工事の段取りを確認し、関係する担当者などの顔合わせを行うところもあり、施主・施工側建築工事を進める上でのお互いのコミュニケーションの意味からも大変に重要な儀式です。
そして竣工後には神棚を設け入居前のお祓いを行います。
着工をされる皆様には神様のご加護をいただき、安心な建築工事をすすめてほしいと思います。(桃)