奉祝行事も中盤に差し掛かりました。
二田物部神社の神楽舞です。


奉納していただいた舞は岩戸舞と醜女の舞です。二田物部神社の宮司様を始め大勢の舞関係者よりご来社いただきありがとうございました。岩戸舞は、天照大神が岩戸に隠れ八百万の神々が相談し再び世の中が明るくなったという神話 の舞です。醜女の舞とは火の神を産んで時の火傷で亡くなられたイザナミノミコトを追う夫のイザナギノミコトの神話を舞にしたものです。
古事記や日本書紀といった古典には、日本の国がどのような成り立ちで国づくりが始まったのか 神話として伝えられています。最近ではまったく神話について教えられる機会がなくなってしまいました。神話の中には誇張や物語化されているものが当然あるとは思いますが、国の歴史の大切な1ページとしてもっと大切にされるべきだとは思いませんか?
神話や神話に記載される今に現存する神社や地名・各地の遺跡など一つにつながっています。国や国民のアイデンティティとしてその価値が再発見されることを望みます。舞をみていてそんなことを考えました。
津軽三味線の奉納です。目当てに来られた方が多かったです。大変な人気なんですね。

奉納は木田林松勝先生以下、勝栄会(かつえいかい)の皆様です。
実際に生で三味線を聞く機会は初めてでした。心を揺さぶるというか気持ちに訴えかける音が印象的でした。この頃には外はもう激しい雨で三味線が濡れないよう 苦心されていました。こちらの準備の不手際をただただお詫びするばかりです![]()
つづく



次に長岡フルートアンサンブルの方々から「日本のうた」をテーマにフルートを奉納していただきました。 村祭り・ジュピター・世界に一つだけの花・宵待草・浜辺の歌などです。フルートの涼しげな音色と色とりどりの浴衣がとっても素敵でした。
まず最初に金峯神社の神楽舞「宮清」が舞われました。当社の神楽は越後中越地方に伝わる出雲流といわれる神楽のルーツであり、当社から広く各地に神楽が伝播しました。その中の「宮清」は必ず最初に舞う舞です。当社の神楽は表十二座・裏十二座の二十四の舞があったのですが、残念のことに近年は舞う人も少なくなり神楽保存会も活動が低下しています。








