次に浦安の舞の奉納です。


浦安の舞というのは、紀元二千六百年(昭和十五年)11月10日に全国の神社で世界平和の祈りを込め一斉に斎行され今なお盛んに奉奏される舞です。時の宮内庁楽長 多忠朝(おおのただとも)氏により作曲振り付けされました。「浦安」とは心の安らかという意味で平和を祈る心の舞であり、古くより日本を浦安の国といったのは風土が美しく平和であったからです 。
舞は非常に美しく洗練されていました。浦安の舞は「新潟県神道青年協議会」という県内の若手神職の会から奉納していただきました。2人の女子神職の方々には、朝から献茶祭・1300年祭の奉仕も勤めていただきました。ありがとうございます。新潟県神道青年協議会のホームページはこちら。実は私も会員の一人です。
次に長岡フルートアンサンブルの方々から「日本のうた」をテーマにフルートを奉納していただきました。 村祭り・ジュピター・世界に一つだけの花・宵待草・浜辺の歌などです。フルートの涼しげな音色と色とりどりの浴衣がとっても素敵でした。
平成17年の社殿修復の完工祭でもフルート奉納をしていただき大好評でしたので今回も奉納をお願いいたしました。

まず最初に金峯神社の神楽舞「宮清」が舞われました。当社の神楽は越後中越地方に伝わる出雲流といわれる神楽のルーツであり、当社から広く各地に神楽が伝播しました。その中の「宮清」は必ず最初に舞う舞です。当社の神楽は表十二座・裏十二座の二十四の舞があったのですが、残念のことに近年は舞う人も少なくなり神楽保存会も活動が低下しています。


