‘社務日誌’ カテゴリーのアーカイブ

物故神職慰霊祭

2016年12月13日 火曜日

古い行事の紹介で恐縮ですが(先月11月24日)、神社庁長岡支部で物故神職慰霊祭を斎行致しました。

明治時代以降の長岡支部管内の神職で亡くなられた方を慰霊する祭儀です。物故というのはあまり使われない言葉ですが亡くなられたことを意味します。

通例五年ごとに行っていますが、今回は斎場を当社で行うことになりました。

%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-11-24-13-53-42

 

写真は修礼(しゅらい)を行っているところです。修礼というのはいわばリハーサルです。祭儀というのは祭式という作法のルールに則って行われますが、祭儀の中に荘厳さや神秘性、敬いの念がこもったものでなくてはなりませんので所作の確認が必要です。

五年に一度ということで記憶もあやふやなところもありましたが、支部長以下支部内の祭員により無事斎行されました。

前回から五年も経つといつの間にか支部員の顔ぶれも変わっていることに気がつきます。晩秋の寂しさとともに幽世に去られた方々を偲びつつ、今生きている私らとの繋がりを感じる良い機会であったように感じます。(桃)

注連縄奉製

2016年12月12日 月曜日

先日本殿と拝殿の注連縄を奉製しました。現在かけてある注連縄は氏子の方が中心に奉製してくださったのですが、地域の高齢化もありここ数年は新たに奉製することができませんでした。しかし今回、注連縄が傷んできたことや、職員の人数も増えたことで数年ぶりの奉製に挑みました。

長さは長目に計算して約10メートルと6メートル。はじめは苦労しましたが、時間がたつに従い皆慣れてきて予想より早く作り終えることができました。

中旬には新しい注連縄に交換いたします。いくらか細くはなってしまいましたが、ご参拝の折ぜひご覧ください。(吉)

1481527015505 1481166056129

平成28年12月3日 神前結婚式

2016年12月8日 木曜日

20161203_085153

本日は、金峯神社にて神前結婚式が執り行われました。

小雪である「橘始黄(たちばな はじめて きばむ)」の季節を迎えました。

橘の花(実)とは、古来より 「長寿・子孫繁栄」 を象徴とされております。

また、文化勲章のデザインとしても有名で「右近の橘」は悠久性、永久性を表現し象徴しているそうでございます。

20161203_090221

大変、厳かに式は進められ「三献の儀」「誓詞奏上」をおこない神前にて、誓いを立てていただきました。

寄り添い、心を通わせ、仲睦まじいお姿はこれより先のお二人の幸せを象徴している様に感じました。

20161203_090916

これからも 新郎新婦様 幸せを祈念申し上げます。(小)

新嘗祭

2016年11月23日 水曜日

本日11月23日は新嘗祭。その年の秋の収穫を感謝するお祭りが斎行されました。2月に行われる祈年祭は秋の豊作を祈るお祭りです。それぞれが稲作や農作物が豊かに実ったことに対する感謝の心と、また次の年も自然災害が起こらず、無事に収穫ができるようにとの祈りの心が込められたお祭りであり、古くから稲作や農業とともに歩んできた日本人の自然の恵みへの畏敬の念をうかがい知ることができます。

今年も新嘗祭に合わせて御崇敬者より新穀を御奉納いただきました。厚く御礼申し上げます。dsc_2172

 

また、兼務神社である高彦根神社で新嘗祭が斎行されました。dsc_2178寒気の影響かかなり肌寒いなかのお祭りとなりました。お集り役員の皆様には神宮大麻の頒布をお願いいたしております。寒さや天候の思わしくない日が続きそうですが、何卒よろしくお願いいたします。(吉)

神前結婚式(11月20日)

2016年11月20日 日曜日

色づいた境内の葉も多くが落葉し、残るはイチョウくらいでしょうか。落葉する前の様子を何枚か。

20161110_15011420161116_114841

 

本日9時より神前結婚式が斎行されました。前日までの雨も参進の時にはなんとか止んでくれて、新郎新婦、両家親族で厳かに拝殿まで歩みを進めました。

主役のお二人は緊張されていたようですが、綺麗な作法で三献の儀や玉串奉奠を進められました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

式の後、拝殿前で集合写真の予定でしたが、小雨が降ってきたこともあり、拝殿内で写真撮影を行いました。それでも両家の皆様の笑顔溢れるいいお写真が撮れたようです。

お二人のこれからのご多幸とご両家の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。誠におめでとうございました。(吉)