2009年11月 のアーカイブ

神前結婚式

2009年11月7日 土曜日

11月7日の今日神社では神前結婚式が行われました。

11月にしては大変暖かい最高のお天気でした。

新郎新婦お二人とも大変素敵な方々でした。

式の終了後、境内での様子です。

結婚式結婚式

写真の撮影会かと思うほどご友人ご家族やご親族・関係者に囲まれていました。息を呑むくらい美しく、また凛々しいお姿でした。お二人ともどうか末永くお幸せに!

王神祭

2009年11月7日 土曜日

11月5日午前10時より王神祭(新潟県無形文化財)が斎行されました。

11月に入り非常に寒くなっていたのですが、この日は秋晴れの穏やかな天気の一日でした。

まず祓詞奏上の後に雛形行事が行われます。神社でお祓いなど受けるときに大麻(おおぬさ)という紙の切り物でシャッシャッと祓われると思いますが、この雛形はその原型ではないかと思われます。御花米といって米をまず撒きその後一対の雛形で神饌や参列者を祓います。

年魚行事
続いて年魚行事が行われます。古来より鮭は越後人の動物性蛋白質の源で、越後の特産品として朝廷に献上されていました。今でも越後の年取りの魚は鮭で昔より馴染み深い魚です。この年漁行事では菜ばしと包丁で鮭を鳥居の形に捌きます。

示鏡

続いて祝詞が奏上されます。その後、撤神食が行われました。これは神饌として奉った餅と鮭をお下げし神社役員がその場で食する儀式です。直会などもそうですが、神道では神人共食といって祭りの中で神前で神とともに同じ食物を食べたり、もしくは、祭の後の直会の席で、下してきた神饌を氏子がともに食べることによって神の力を得る、神と人とが一体となることが大切な祭りの要素として育まれてきました。

次に末広舞が奉納され、最後に示鏡が行われました。王神祭は神様の結婚式といわれる一説もあり、この鏡を使って顔合わせを行ったり、三献の儀が最中に行われるなど確かにそう思うところもあります。

終了後直会が行われました。毎年の通りお雑煮が振舞われ今年も残りあと2ヶ月に迫ったなぁと感じるのでした。

王神祭のご案内

2009年11月4日 水曜日

明日はいよいよ王神祭(県無形文化財)です。天気の心配はなさそうです。

王神祭

写真の通りようやく整いました。

通常神社の御神体は本殿に鎮座され外に出ることはありませんが、王神祭は古式に基づき、かつては頭屋制度のもと四対の御神体を3年間預かりお祀りしておりました。

その前の紙で作ったものを雄蝶・雌蝶といい雄雌で少し作りが違っています。

さらにその前の鏡餅を「神宮の餅」と称します。また左右の俵を祝詞俵(のっとたわら)といいます。向かって右の三方に米をお供えします。この米は修祓の際に撒かれ御花米といいます。向かって左の銚子と提子と赤い杯があり、まるで結婚式のようです。

これについて、王神祭は神様の結婚式ともいわれます。ご神体が八体あるうち大きい四体が男の神様(大地主命)で小さい四体 が女の神様(須勢理比売命・沼奈川比売命 女の神様は一年ごとに入れ替える)です。

王神祭では雛形行事・祝詞奏上・年漁行事の折りにそれぞれ一献づつ杯に注ぎ、最後に示鏡行事といって神様の顔合わせを行います。示鏡はかつて秘儀とされておりました。

古式に則り厳粛に斎行したく存じます。ぜひ大勢の方々のご参列をお待ちしております。

境内の落ち葉

2009年11月2日 月曜日

今日11月2日は全国的にも冷え込みの厳しい一日となりました。

金峯神社の境内には様々な種類の木がありますが、大半がケヤキです。

ケヤキの落ち葉はこの時期色づくときれいなんですが、落ち葉が大変です。

091019_0938~0001この通りです。ケヤキの落ち葉は腐葉土づくりに最適ですので 、最近いただけませんか、といって持っていかれる方が多いです。家庭菜園などの園芸ブームでしょうか。リサイクルというかエコロジーだなーとも思います。欲しい方は社務所まで声掛けしていただき参拝の上ご持参いただいて結構です。