六月の 神社
風が吹くこともなく 雲が浮かぶでもなく ただそこには花が
表情を変えず こちらを見ている。
時が進み、表情をかえ 「青々とした」 花を咲かせる。
時には、射すような日に顔をそむける。
平成28年 6月15日(水) の境内の様子でございます。
皆様、榊(サカキ)はご存知でしょうか?
我々は、神事のなかで用いたり
皆様は、ご家庭で神棚にお供えしたりと多方面で活躍しております。
その、榊(サカキ)の成長の一部を紹介したいと思います。
はじめに、植えた時(鉢植) 10㎝ 程の背丈でございました。
気が付けば、すくすくと成長し 60㎝ 程の大きくなりました。
その榊(サカキ)を境内に植樹し、添木を施しました。
その、植樹しました榊(サカキ)が数十年経ちますと3メートルほどに成長します。その成長はけして平坦ではありません。この雪国の厳しい環境の中で逞しく大きな存在へと変わり神事などで初めて お披露目 する事が出来ます。私たちは、まだまだ小さな榊たちを見守り続けていきます。(小)
先日の神前結婚式のご報告を致します。
心配されていたお天気も崩れることなく、清々しい気候のなか斎行されました。
新郎新婦のお二人は都内在住とのことですが、ご実家が県内でご家族、ご親戚も集まりやすいということから当社で式を挙げる運びとなりました。
お二人のお仕事のご都合で打ち合わせができませんでしたが、前日に新郎様がご来社され神前でのご作法などご確認いただきました。緊張した面持ちも、新郎様が新婦様をリードして式を進めておられました。
またご家族、ご親族、ご友人など50名近くのご参列者がおられ、式後の写真撮影などは賑やかに進んでいました。
新郎新婦のご多幸、ご両家の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。誠におめでとうございました。(吉)
当社の境内には数十年前に挿し木から育てた真榊がございます。大きい木で3メートル近く。挿し木からこれほどまで成長するとは、改めて植物の偉大さを実感いたします。
新芽もある程度成長してきたので、先日新たな挿し木の作業を致しました。
ただ挿すだけではなく、余分な新芽を取ったり、葉っぱを切ったりするなどして、根により多くの栄養がいきわたるようにするなど、気を付けなくてはならない点が多く、勉強になりました。
ちなみに榊には二種類ございます。前述の「真榊」と「ヒサカキ」です。「ヒサカキ」は「真榊」に比べ葉が小さく、葉の周りがギザギザしているのが特徴です。皆様のご家庭の神棚にお供えしている榊はどちらでしょうか。
今回挿し木した榊がいずれご参拝皆様の神棚にお供えできますよう、丹精込めて育ててまいります。(吉)