‘祭典・行事のご案内’ カテゴリーのアーカイブ

夏越しの大祓式のお知らせ

2010年6月3日 木曜日

6月30日午後4時より『夏越しの大祓式』と言う祭典を執り行います。

『夏越しの大祓式』とは、半年の間に付いた罪穢や厄を祓い、残りの半年を元気よくやって行こうと言う意味を持ったお祭りです(かなり大雑把な説明ですが・・・)

その歴史は古く、701年の『大宝律令』(今で言う法律等)で正式な宮中の年中行事と定められ現在に至っています。

昔は洗濯や入浴などが一般的ではなく、また雑菌などによって引き起こされる病は全て己の罪穢や厄から来ると信じられていたので、菌が繁殖する前にお祓いをして全国民の疫病を予防する意味があったと考えられています。

今日神社では小さな差異はありますが、ほぼ同一のお祭りが全国で行われています。

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上記の様な人形(ひとかた)に住所・氏名・生年月日を書いて息を三度に分けて吹きかけて初穂料と一緒に納めると、当日に神職が祈念を込めてお祓いします。

当日参加できない方も責任を持ってお祓いしますのでご安心ください。

当神社の拝殿前にも大祓式用の人形などが置いてあるので、ご参詣の際には確認してみて下さいねicon_smile.gif

そしてこれはお願いなのですが、必ず名前の横に『ふりがな』を入れて下さい。

ちゃんとした名前が分からないと、お祓いが出来ない可能性もあるので・・・

それともう1つ『夏越しの大祓式』には『茅輪神事』と言う祭典も同時に執り行われます。

茅輪とは大きい茅の輪をくぐって病にかからない様にと願う、神話の時代が起源となるお祭りです。

ただまだ準備が出来ていないので、用意が整いしだいすぐにブログに載せますのでもう少々お待ち下さい(いやほんと、急いで作業に取りかかるんで・・・)

6月に入り汗ばむ季節になってきて私自身も若干体調が悪くなっておりますicon_sad.gif

昼間は暑く、朝夜は寒い・・・。風邪の引きやすい季節になってきているのでみなさん気をつけてお過ごしください(大)

春季大祭

2010年4月14日 水曜日

今日明日(4月14日、15日)と春季大祭が執行されます。

日程は

4月14日(水)

午後1時   各戸祓

午後7時半 宵宮神事

4月15日(木)

午後2時   春季大祭

午後5時   神輿渡御祭

です。春季大祭は神様の御神徳をたたえ、五穀豊穣と氏子崇敬者の無病息災などをお祈りいたします。

今日は風が強くとても寒い天候となりますので、暖かい服装でご参拝下さい。

先日皆様のご協力の下、灯篭を設置いたしました。

灯篭1

灯篭2

桜はまだ開花には至らないようです。

越後に捧げた常在戦場の精神 パネル展

2010年2月18日 木曜日

長岡藩主第17代当主牧野忠昌様古希・ご子息忠慈様成人、並びに当金峯神社 桃生保男宮司の一級宮司昇級のお祝いを兼ねて、『越後に捧げた常在戦場の精神 牧野一族と金峯神社 パネル展』が開催されます。

特別パネル展

日時は平成22年2月19日(金)より3月7日(日)まで長岡グランドホテルで、

また4月24日(土)から5月9日(日)まで新潟味のれん本舗ショールーム・新長岡マツダ販売ショールームで行われます。ぜひ一度お越しください。

王神祭のご案内

2009年11月4日 水曜日

明日はいよいよ王神祭(県無形文化財)です。天気の心配はなさそうです。

王神祭

写真の通りようやく整いました。

通常神社の御神体は本殿に鎮座され外に出ることはありませんが、王神祭は古式に基づき、かつては頭屋制度のもと四対の御神体を3年間預かりお祀りしておりました。

その前の紙で作ったものを雄蝶・雌蝶といい雄雌で少し作りが違っています。

さらにその前の鏡餅を「神宮の餅」と称します。また左右の俵を祝詞俵(のっとたわら)といいます。向かって右の三方に米をお供えします。この米は修祓の際に撒かれ御花米といいます。向かって左の銚子と提子と赤い杯があり、まるで結婚式のようです。

これについて、王神祭は神様の結婚式ともいわれます。ご神体が八体あるうち大きい四体が男の神様(大地主命)で小さい四体 が女の神様(須勢理比売命・沼奈川比売命 女の神様は一年ごとに入れ替える)です。

王神祭では雛形行事・祝詞奏上・年漁行事の折りにそれぞれ一献づつ杯に注ぎ、最後に示鏡行事といって神様の顔合わせを行います。示鏡はかつて秘儀とされておりました。

古式に則り厳粛に斎行したく存じます。ぜひ大勢の方々のご参列をお待ちしております。