‘社務日誌’ カテゴリーのアーカイブ

咲-さくら-

2018年4月4日 水曜日

東京方面では桜の見頃を迎え、国内外の問わず多くの方々が花見楽しんでいるようです。

こちら、新潟県長岡市蔵王に鎮座いたします金峯神社の近く

蔵王堂城跡の桜の木々も、そろそろ見頃を迎えます。

今は三分咲きというところでしょうか。これから満開をむかえます。

日本には「おめでたい」という言葉があります。

所説ありますが、有名なお話でいえば

「お芽出たい」だそうで、草木から芽が出た様子を表したそうです。

蔵王の大欅も少しずつ、葉が生えそろい一か月後には大空に広がります。

生き物の成長を、どうぞご覧にいらっしゃってください。

皆様のお参りお待ちしております。(小)

最近のできごと

2018年3月27日 火曜日

24日(土)に神社に隣接する蔵王保育園で卒園式が執り行われました。天候に恵まれたなか、多くの園児さんが思い出の詰まった保育園を卒業していきました。卒園式の後、蔵王地区集会所でお世話になった先生への謝恩会が開催されました。園児の皆さんには神社や公園にもよく遊びに来てくれ、いつも聞こえる明るい笑い声に私たちも何度元気をもらったでしょうか。4月からは大きなランドセルを背負って、小学校で元気に過ごしていただきたいです。

また、本日は長岡市が運営する子育て推進事業に参加されている方々が、同じく蔵王地区集会所でお茶会をしています。1歳未満のお子さんとそのお母さんで賑やかに進められています。

先週からのお天気も当分続きそうです。境内の雪も概ね溶けて、春季大祭に向けて準備を進めております。皆様も晴れ間を有効活用していただければと思います。(吉)

日本の風習(長寿の祝い・百寿)

2018年3月8日 木曜日

長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼です。

文字通り「百寿」は「百歳の長命」です。

一世紀の間、生き続けたことから「紀寿」とも言います。

「百」は数が多いことを表します。「モロモロ(諸々)」「モノモノ(物々)」が語源となり転じた言葉とされています。

敬老思想の流れを組む「長寿の祝い」はこの日本で多くの方々の祝いを行ってきました。

「長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼」

人は「祝いの(61)をはじめ、(100)の生きた証」を刻み、節目の喜びを知る。

思想とは「生活の中から生まれるモノ」の事、その先には何があるのだろうと考える。

上記にもありますが「大切に思う心を確認し合う」私はこの考えを大切にしたいと思います(小)

春の訪れ

2018年3月4日 日曜日

3月に入ってようやく暖かな日が続いています。

近年にない豪雪の冬でしたが、暖かな日差しが日を追う毎に雪量を減らしてくれます。

春の陽気に伴って参拝される方の姿も増えてきたような気がします。雪国にとって春の訪れは待ち遠しいものがあります。

今日は地元の中学校の野球部の生徒さんらが参拝に来られたり、高校受験前の参拝なども時節柄なのかなと思います。

春は出会いと別れの季節。

節目を意識することは、自分自身の生き方を見直すきっかけにもなりますよね。参拝される一人ひとりの方々が良い春を迎えられることをお祈り申し上げます。(桃)

日本の風習(長寿の祝い・白寿)

2018年2月23日 金曜日

長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼です。

99歳の長寿の祝いを「白寿」と申しますが「百」という字から「一」を引くことから「白」「九十九」を表現したものとされております。

「伊勢物語」に「百年に一年たらぬ九十九髪を恋ふらし面影に見ゆ」という和歌があります。

「九十九」は「次百」が転じたもの、また白髪の様子を「ツクモ」という水草に、重ねたものとも言われております(小)