温度が上がらずに寒い日が続きます。
蔵王堂城跡の桜ですが、そろそろ開花を迎えます。(よく見ると咲いているところもあるようです)
大祭まであと3日。
ちょうど開花と重なるといいのですが。(桃)
昨冬は雪の降りだしが早く、12月の上旬に根雪(冬の初めに積もった雪が春先まで消えずに地面を覆っている状態)となり、境内の落ち葉も残ったまま春を迎えています。雪が解け、天気が良いのを見計らって最近は境内の清掃をよく行っています。
そこへ小学生の5人の女の子たちが通りかかって声を掛けてくれました。
「そうじのお手伝いしましょうか?」
なかなかそういう機会がなかったのでちょっと驚きましたが、子ども達の厚意に甘えてそうじのお手伝いをして頂きました。
5人で和気あいあいとそうじをしてくれた女の子たち。近くの新町小学校の3年生と4年生だそうです。
1時間ちょっと手伝ってもらい、夕方近くになったので終りにしました。
立派な子どもたちの姿に感激しました。どうかそのまま成長してほしいなぁ・・・と思いました(桃)
3月20日は春分の日、国民の休日です。
秋分の日と同様に昼と夜の長さが同じになります。
今日は生憎のくもり空で、今にも雨が降ってきそうです。ちなみにお彼岸を過ぎたあたりから桜が咲く少し前の時期に降る雨を菜種梅雨(なたねつゆ)といいます。冬の間日本のはるか南方に押しやられていた前線が春とともに北上し雨を降らせるのだそうです。
雪解け後には境内をきれいに掃除して・・・と思いながらもなかなか雪がとけません。3月中に解けるといいのですが・・・
今日は写真のように屋根に上がってたまった葉を落としました。放っておくと葉が屋根を腐らせるので春と秋に必ず上がります。
この仕事も屋根の雪が解けたのでようやく今頃に・・・という感じですね
すぐそばに杉の木があり花粉に怯えながら葉を落としました。杉とケヤキの葉が多いです。
桜は4月中旬以降、新緑は4月下旬くらいからでしょうか。(桃)
3月1日、公益財団法人伝統文化活性化国民協会(綿貫民輔理事長)より、長年にわたり当社の伝統行事『王神祭』を保存、継承に努めてきたことを評価され、当社宮司 桃生保男が新潟県庁にて地域伝統文化功労表彰を受けました。
王神祭はこの地に漁業や米作りを伝えたとされる御祭神への感謝のため行われている祭儀で古代儀式の色合いが強く県の無形文化財に指定されております。宮司は50年近くに渡りこの行事を取り行ってきました。
伝統祭儀は古来から伝承者を通じてのみ保存することができません。ひとたび失われてしまうとその復興は大変難しいものとなってしまいます。古代からの祈りの形は祭儀の形を通じることによって時代を越えた現在でも見て感じることができると思います。普段はなかなかスポットが当たることはありませんが、今後も神社として伝承に務めていきたいと思います(桃)