2018年2月 のアーカイブ

日本の風習(長寿の祝い・半寿)

2018年2月12日 月曜日

長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼です。

傘寿の次の年の祝いは「半寿」です。こちらも俗字(世間で用いる、正体でない字)で表現されておりますが

「八 十 一」を組み合わせると「半」という字が構成できます。

また、以前ご紹介しました「寿」は「長命」という意味がございまして合わせて「半寿」となるわけです。

ちなみに将棋盤のマス目は「9×9=81」ということで「盤寿」とも呼ばれている。(小)

日本の風習(長寿の祝い・傘寿)

2018年2月9日 金曜日

長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼です。

なぜ、80歳は「傘寿」とよばれるのでしょうか

「傘」を略した俗字(世間で用いる、正体でない字)が「八十」と読める事から「傘」があてられたそうです。

また、60代は赤色、70代は紫色、が一般的に用いられていますが80代は「金茶色」という色が用いられます。

「金茶色…金色がかった明るい茶色」のことで、古代中国の陰陽五行説で登場する「万物を表すモノ」

木 火 土 金 水(もっかどごんすい)の「土」に通じる色とされ「育成・保護」を意味する性質を持つそうでこの色があてられたそうです。

日本の風習(長寿の祝い・喜寿)

2018年2月8日 木曜日

長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼です。

さて、喜寿の由来をご紹介したいと考えております。

喜寿は「喜ぶ」「寿」の二つ字から作られております。

まず「喜」は草書体で書きますと「㐂」と書きます。「七七七」これを並べたときに「七十七」に読める事からこの字があてられたそうです。

次に「寿」は「長命」という意味がございまして、この字があてられたそうです。

この「77歳」はかつて、厄年の一つとされており室町時代までさかのぼります。(小)

日本の風習(長寿の祝い・古稀) 

2018年2月7日 水曜日

長寿の祝いとは【命に感謝し、歳を重ねる喜び、家族や友人を大切に思う心を確認し合う】節目の儀礼です。

さて、古稀とは中国唐代の詩人「杜甫」の漢詩の一説「人生七十年古来稀なり」に由来しており、そこから古稀と呼ばれるようになりました。

また、長寿の祝いにはそれぞれ「ゆかりある色」がございまして古稀は「紫」とされております。

これは、聖徳太子が定めた冠位十二階の最上位の色が紫であったことから、長寿のお祝いに用いられるようになったそうです。(小)

雪の境内

2018年2月3日 土曜日

今年の冬は大変寒く、境内では先日の降雪でかなり多く積もっています。

2月に入って一旦落ち着きましたが、再度寒波が襲来とのこと。

写真のように境内はすっかり雪に埋め尽くされてしまいました。

この時期はまだ年頭からのご祈祷も多い時期ですが、同時に除雪作業にも力が入ります。

神社の除雪車も連日フル稼働で除雪を行っています。これ以上降らないように・・・と祈りながら寒波の襲来に備えます。

積雪が多い年は建物が雪の重みに耐えられなくなるので、「雪おろし」といって屋根に上がって雪をおろしますが最近はあまりやってないので不安です

晴れ間が出た瞬間をねらって一枚撮りました。(桃)