2017年12月 のアーカイブ

金峯神社の大絵馬〖戌〗

2017年12月30日 土曜日

本格的な冬が訪れ境内も雪で包まれております。

平成29年は〖酉〗でございました。

平成30年は〖戌〗でございます。

これから、新しい年を迎える前に、干支の大絵馬を準備しております。

今年は、戊戌(つちのえいぬ)でございます。

所説ありますが、〖戌〗年は「勤勉・努力」が必要でその成果が実る年だそうです。

また、戊戌の年の生まれ人は「正直者、周囲の信頼」が厚い人が多いそうです。

そもそも、「戌」という字は「戈(ほこ)」という漢字から成り立っているそうで

「収穫物をひとまとめに締めくくる」ことを、表しているそうです。

なので、勤勉と努力が実を結ぶ年と言われているそうです。

平成30年も いいとし でありますようにとお祈り申し上げます。(小)

月次祭のご案内(12月15日 午後2時より)

2017年12月15日 金曜日

寒波の峠も超えたのでしょうか、昨晩から新たな積雪はありませんでした。

10月頃から蔵王地区の水道管工事が進められていおります。ここ数日は拝殿と社務所をまたぐ道路の水道管工事に差し掛かっており、ご参拝の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございません。石鳥居の下をくぐって駐車場の方にも抜けられますので、お気をつけてお越しくださいませ。

さて月次祭のご案内を致します。

本日午後2時より斎行致します。

国家の平安と皇室の護持、そして参列される皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。

月次祭参列は特にお包み頂く必要はございませんので、お時間になりましたら拝殿にご昇殿ください。
平成29年最後の月次祭でございます。今年一年の感謝の気持ちをお込めになりましてご神前にてお参り下さい。(吉)

社紋 金峯神社~越後長岡蔵王~

2017年12月13日 水曜日

新潟県長岡市蔵王に鎮座しております、金峯神社の社紋につきまして少しご紹介いたします。

そもそも、日本では身分に関係なく家紋が存在しておりそれは「家紋」が「苗字」の代わりに使われていたからです。

※苗字を公に名乗ることを禁じられた時代があった。

苗字は武士階級の特権としており、「家紋」「屋号」が使われておりました。

こちらの金峯神社には「社紋」がございましてこれは「五七桐(ごしちのきり)」と申します。

所説ございますが、五七桐は下賜(かし)つまり「天皇家をはじめ、身分の高い人から賜るもの」で一般的に、功績やゆかりの深い間柄に送られるそうです。

ちなみに、三五桐というのもございまして将軍家から賜り同じように功績やゆかりの深い間柄に送られるとてもありがたい紋(象徴やシンボル)だそうです。

この、「桐紋の桐とは古代中国の神話に出てくる鳥の鳳凰」が止まる木とされ「桐は神聖な存在」として扱われ

この風習が日本に伝わり天皇様の衣類などに使われるようになり、当時は皇室のみが使用できる格式のある紋章として使用されてきました。

時代が進み、現代に至ります。

 

また、「桐」紋に使用されている桐は「ゴマノハグサ科の桐の葉と花」がデザインになり図案化されました。

また、桐は私たちの生活とも密接につながり「桐は良質な木材」として様々加工されてきました、

神楽(神道の神事)のお面、箏(そう・日本の伝統楽器)、箪笥(茶・衣類・食器・百味)の材料として使用されてきました。

桐箪笥といえば重くて大きいイメージを、される方が多いと思いますが桐は国産の材料の中で一番

「軽く」

「湿気を通さない」

「割れにくい」

「防火性」という

優れた特性を持っており良質な高級木材です。

紋章、神話、楽器「桐と共に」歩んできた道のりはとても長くそして素敵な時間を過ごしてきたように私は感じます。

先人とのつながりは、歴史や伝統の枠に超え生活の一部になり学ぶことで、違う時代を生きている自分たちにも、当時の人々が大切にしてきた「モノ」が少し理解できるような気がします。(小)

※箏(そう、可動式の支柱で音程を調節)

※琴(こと、玄を押さえる場所で音程を調整する)

※百味とは、当時の薬局で生薬を入れるために使われていた。

 

注連縄交換

2017年12月11日 月曜日

毎日のように冷たい雨や雪が続いております。長岡市内では早くもインフルエンザの流行が始まっているそうで、学級閉鎖のところも出ているようです。手洗い・うがいでしっかりと予防したいですね。

石鳥居

拝殿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、晴れ間を見計らって注連縄の交換をしました。

 

写真は拝殿と石鳥居の様子です。石鳥居は今回新たに取り付けました。今後、雪による重みなどの影響も考えられますので、注視して次回の奉製時に取り付け方など改良できればと思います。

拝殿の注連縄を付けていると近所の方より「去年よりもうまくできた」とのお言葉を頂きました。ありがとうございます。

社務所前駐車場に駐車すると石鳥居は拝殿の反対側にあるため、目にする方も少ないかと思います。少し戻る形にはなりますが、こちらも是非ご覧いただければと思います。(吉)

 

拝殿鈴緒新調

2017年12月9日 土曜日

新年に向けて拝殿の鈴緒を新たに2本新調致しました。

今までは鈴緒が3本ありましたが、お参りの方の長い行列ができてしまい、寒い中お待たせしてしまいました。新年より5本の鈴緒に並んでいただけますので、お参りまでの時間も幾分か短くなるかと思います。拝殿前にも表示がございますが、5列に並んでお参りいただけたらと思います。

ぜひご家族お揃いでのご来社をお待ちいたしております。(吉)

中央の両脇が新しい鈴緒です