こちらは新潟県長岡市十二潟町に鎮座いたします「神明社」様でございます。こちらは十二潟町の産土神でございます。開村当時の村民は、ひたすら農を営み五穀豊穣を祈念していたそうです。その後国道新設に伴い集落は移転。現在は境内神社 十二神社 を合祀し同村字本途から字川前(長岡市十二潟)に遷座したのです。
見上げるほど高くそびえる木々は新緑が芽生え、大変立派でございます。お話に聞くと、お宮の近くには「米ぬか」から「石鹸や化粧品」を作る大きな会社様もございます。来年も氏子の皆様と共にご奉仕いたします。(小)
神社からすぐ近くの石内町の諏訪神社の春の大祭が行われました。
毎年4月25日が春季祭の日程と決まっています。
この諏訪神社には本殿内に天満宮もお祀りされており、地元ではどちらかというと「石内の天神さん」と諏訪様よりも有名です。
天神(菅原道真公)をお祀りしておりご神体はその神像と伝えられておりますが、口伝によれば佐渡相川の大願寺に鎮座のところ、ある時に「我越後の国古志郡石内村に移転す、汝随従すべし」と河村彦左衛門に夢告があり、同時に石内の時宗極楽寺の文阿弥和尚にも同じ夢告げがあったという。(「古志のおやしろ」より)
現在では住宅街にひっそりと鎮座していますが、かつては蔵王権現の門前町として長岡藩の管轄外でに賑やかな独特異風な文化を築いていたそうです。(桃)