‘神社のいろは’ カテゴリーのアーカイブ

干支

2018年12月26日 水曜日

来年の干支は、亥です。

所説ございますが、その中の一つをご紹介いたします。

本来、十二支は植物の生長を表すものでした。(子=根~亥=種)

亥は植物の生命が種子の中に閉じ込められている状態です。

その後、人々が覚えやすいようにと動物の名前を当てはめたのが今の十二支になったそうです。

亥の由来は、イノシシの肉が万病に効果がある食べ物だと信じられていたことによります。

これらのことから、エネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をする年、無病息災の年だと言われています。(優)

お盆について

2013年8月15日 木曜日

日本列島全体で猛暑のニュースが伝えられております。本当に暑い日が続いていますね。

お盆を迎えUターンラッシュや各地の行楽地は多くの人出でにぎわっています。それからやはりお墓参りや家族親族で団欒を迎えることが多いのではないでしょうか。

毎年何となく迎えているお盆について少し神道の解釈を説明したいと思います。

 

お盆の行事は旧暦の七月十五日を中心とする、もともと祖霊をお祀りする日本古来の行事です。(現在では多くの地域で新暦八月に行っていますね)

各ご家庭のご先祖様が「ご精霊さま」(ごしょうれいさま)として帰って来られるのをお迎えをし、手厚くもてなすために盆棚を飾り、提灯をともし花や手料理を供え家族皆でご先祖様をお慰めします。各地で行われる盆踊りも精霊をお慰めするためのものです。ところが仏教を布教するため、日本古来の七月の祖霊祭に仏教の「盂蘭盆会」(うらぼんえ)を結びつけたために現在では仏事のように思われているのです。

古い時代では旧暦の一月十五日と七月十五日頃の満月を中心として、年に二回神様の御来臨を願い祖霊のお祀りを行っていました。大層賑やかな時「盆と正月がいっぺんに来たようだ」と今でも言いますが、実は正月は祖先の神や歳神さまといった「神々」をお迎えする祭りであり、お盆は祖先神まで高まっていない精霊さまをお迎えするお祭りだったのです。

 

日の本に 生まれ出でにし 益人は 神より出でて神に入るなり  (中西直方)

「祖先の神があってこそ生まれた自分、その自分もやがては祖先の神のもとへ帰っていくのだ」というこの歌は古い日本的な死の考え方を表していると思います。死後の魂とはどこか遠くへ行くのものではなく、死後やがて祖霊となり、やがては祖先神へと高まっていきこの世の子孫の生活を見守っていると考えられていました。やがてその祖先神は歳月と共に家を守る「氏神」、土地・地域を守る「産土神」として我々を守り導いて行くのです。

 

せっかくのお休みの期間ですが、ご先祖へのお祀りを通じて感謝と慰霊の念を捧げ、神様やご先祖様と自分の命との間の繋がりを確認し、かつご家族の絆をさらに深めてみてはいかがでしょうか。(桃)

『神棚への御札の祀り方』

2012年12月15日 土曜日

神棚には一般的に扉が三つある三社造りと、扉が一つの一社造りがあります。

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神棚に御札を祀るときの順番ですが、三社造りでは中央に伊勢神宮の御札を祀り、向かって右に氏神様の御札(地域の神社の御札)、向かって左に崇敬神社の御札(お参りに行った神社で受けた御札等)をお祀りします。

DSC_0182一社造りでは、一番手前に伊勢神宮の御札、二番目に氏神様の御札、一番奥に崇敬神社の御札を重ねてお祀りします。(廣)

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みどりの日

2012年5月4日 金曜日

昨日境内に振袖を着た若い女の子がいたので話を聞いてみると、長岡市では昨日新しく出来た市役所、アオーレで成人式があったようです

成人の日は一月の第二月曜日でその前日に成人式を行う所が多いのですが、ゴールデンウィークの方が進学や就職で離れた友人にも会えるし、雪などで晴れ着が汚れなくて済むので良い事づくめなのかもしれません

それに五月は新芽の季節ですから、季節的にも門出には相応しい気がします

 

さて、昨日今日と雨が続いていますが、今日はみどりの日。ゴールデンウィークを構成する大切な一日です

元々は4/29がこの日に当たりましたが、現在では昭和の日となっています

これは昭和天皇が崩御し、今上天皇になった時に天皇誕生日が12/23に改められる事になったのですが、ゴールデンウィークを構成する一角の4/29を廃止すると国民生活に影響を及ぼすと懸念されたので、当初はみどりの日として存続されました

その後紆余曲折ありまして、平成19年より4/29を昭和の日、5/4をみどりの日と祝日が設置されました

みどりの日の由来は昭和天皇が植物に造詣が深く緑を愛したからと言う趣旨の意見が多数を占めた事によりきめられたそうです

他の案としては科学の日、と言うのもあったそうですが、いずれにせよ昭和天皇の博識な面が名前の由来になっている、と言うことですね

 

折角のゴールデンウィークですが天気が中々安定しません。風邪などを引かないようにご自愛ください(大)

お諏訪さまについて

2012年3月31日 土曜日

諏訪神社の総本社は、信州諏訪に鎮座されている諏訪大社です

諏訪大社には「上社(かみしゃ)」「下社(しもしゃ)」があり、更に上社は「本宮(もとみや)」と「前宮(まえみや)」、下社は「春宮(はるみや)と秋宮(あきみや)」があります

上社の本宮には健御名方神(たけみなかたのかみ)をお祀りし、前宮には八坂刀売神をお祀りしています

諏訪大社は巨大なモミの木の柱を社殿の四隅に建てる御柱(おんばしら・みはしら)祭や元日の朝に冬眠から覚めた蛙を神前に捧げる蛙狩神事など、特殊な神事が多くあります

健御名方神は出雲国譲りの神話に出てくる神さまで、国を譲った後に長野県諏訪に鎮座して、住民に農耕や養蚕を伝えたので五穀豊穣のご利益がある神さま、また軍神・狩猟の神さまとして古くから信仰されて来ました

 

新潟県は他の県に比べて諏訪神社がとても多く鎮座されています。理由としては江戸時代に長野県の方から入植してきた人たちが一緒に氏神である健御名方神を伝えたとされています

新潟県神社庁長岡支部が発刊している『古志乃おやしろ』と言う旧古志郡の神社を掲載した本の情報によると、全国で一番多いとされている稲荷神社は12社、その次に多いとされている八幡神社は16社となっていますが、諏訪神社は群を抜いて63社ほど鎮座されています(巻末の索引で調べましたので、摂末社や合祀された神さまを含めるとどうなるかは分かりませんが・・・)

 

今日で23年度も終わり、明日からは新しい年度が始まります。今年度は災害など激動と言っても過言ではない一年でしたが、来年度は実り多く幸せな一年であるよう心よりお祈り申し上げます

それではみなさま、来年度もよろしくお願い申し上げます(大)