2010年12月 のアーカイブ

大絵馬

2010年12月27日 月曜日

今日の予報は曇りのち雪だったはずなのですが、午前中からひっきりなしに雪が降り続けましたねicon_sad.gif

さて、今回も大絵馬を拝殿前に奉納します

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庶民に広まったのは江戸時代からですが、神馬として奉納する事自体は奈良時代の書物にも記されている様です。

参拝される皆様の願い事が叶いますように(大)

年末年始の準備

2010年12月26日 日曜日

年末年始に向けて着々と準備が進んでおります

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本日は氏子青年会や総代会の皆様と参道前と赤鳥居の前に灯籠を設置いたしました

写真は外が明るいのであまりよく見えませんが、帳が落ちるとボンヤリとした明るさが幻想的に見えるんですよicon_smile.gif

寒い中、また年末年始のお忙しい時期に二十名近くも集まっていただきました。ありがとうございます。

また、年末年始からは新しい授与品を頒布いたします。

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こちらの絵馬は当社の流鏑馬神事をイメージしました。これの前まで頒布していた馬の絵の絵馬も良かったのですが、こちらも躍動感が表わされていて良いと思いますicon_smile.gif

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こちらは干支土鈴になります。可愛らしいウサギが二匹と、金屏風を模したモノが頒布されます。

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その他ストラップ型のお守りを数種類新調致しました。

インフルエンザが流行中とのことです。みなさまお体にはお気をつけて新年をお迎え下さい(大)

御札のまつり方

2010年12月21日 火曜日

言い方が適切かどうかは分かりませんが神棚と言うのは、家の中の神社、と言う考え方が適切かと思います。そうなると御札は御神体、と言う事になって来ます。

神さま(或は神様の御恵)をお招きして家を守っていただくわけですから、神棚は明るく清浄にするように心がける様にします。

また神さまを踏む事が無いように最上階に神棚を設け、お札の向きは東向きか南向き、つまりは壁の西面か北面に神棚を設けてまつるのが良いとされています。

とここまで書きましたが、絶対にこうしなければならないという訳ではありません。あくまでも『理想的』なまつり方であり、真心を持って御まつりしようと言う心さえあれば、タンスや本棚の上を綺麗にして白い布を敷き神棚を設えても問題はありません。

さてここまでは出来る範囲での事で良いのですが、お札を御まつりするにはルールがあります。

ホームセンターや神具仏具の専門店などに売っている宮型で多いのは一社造り(重ねて御まつりする形)と三社造り(並べて御まつりする形)だと思いますので、御まつりの仕方をご紹介します。

一社造りの場合

一番奥に崇敬する神社、真中に氏神さま、一番手前に神宮大麻と言う順番でお札を奉安します。

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三社造りの場合

中央に神宮大麻、向かって右に氏神さま、向かって左に崇敬する神社と言う並べ方でお札を奉安します。

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左右に榊を立て、米、水、塩、酒を下記の図のお供えすると、理想的なお札のまつり方となります。

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お供え物は毎日取り換える事が望ましいですが、難しい場合は一日や十五日など、月例祭の日に換えます。この日には榊も取り換えます。

榊は生花店などでも売っていますし当神社でも頒布しております。参拝の折に持ち帰り、お供え物などを一新してみてはいかがでしょうか(大)

小さな訪問者

2010年12月9日 木曜日

昨日8日、神社近くの新町小学校の3年生たちが神社へ学習に来てくれました。

総合学習の一環だと思うんですが、この一年をかけて神社をめぐる史跡や伝統行事を本当にしっかり勉強してくれました。

今の子どもたちは、学校の他に習い事やクラブなど結構忙しいらしいと聞いた事がありまして、そんなことども達にとって普段触れることがない体験ができるよう配慮してきました。

流鏑馬や王神祭にも見学に来てくれたこどもたち。この日は御神木の大欅について学習するグループと、賽の神神事に使う茅について学習するグループに分かれそれぞれ説明いたしました。

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小学校3年生の目線に立った説明ができればと思うんですが、これがなかなか難しいicon_cry.gif

実際に触れてみる直接体験ができればと思い、最後に流鏑馬で用いる弓と矢、的、幌などに触れ質問を受けたり写真を撮ったり。有意義な授業?になりましたでしょうかicon_surprised.gif

地域に残る伝統とか文化、情報など守り伝える人の繋がりや体制づくりっていうんですかね、そういったものが希薄で形骸化してきたな・・・と最近常々感じます。そんな中で生まれ育って、例えば故郷を愛する心、みたいなものって芽生えるのかな?と疑問に感じます。何か根本的な所が違ってるような・・・と思う事がしばしば。

ですが今日見た子どもたちは目の輝いた素敵なこどもたちでした。子どもの好奇心とか知りたがる情熱とか、そういったものを逆に学べる良い機会になりました。(桃)