お諏訪さまについて

諏訪神社の総本社は、信州諏訪に鎮座されている諏訪大社です

諏訪大社には「上社(かみしゃ)」「下社(しもしゃ)」があり、更に上社は「本宮(もとみや)」と「前宮(まえみや)」、下社は「春宮(はるみや)と秋宮(あきみや)」があります

上社の本宮には健御名方神(たけみなかたのかみ)をお祀りし、前宮には八坂刀売神をお祀りしています

諏訪大社は巨大なモミの木の柱を社殿の四隅に建てる御柱(おんばしら・みはしら)祭や元日の朝に冬眠から覚めた蛙を神前に捧げる蛙狩神事など、特殊な神事が多くあります

健御名方神は出雲国譲りの神話に出てくる神さまで、国を譲った後に長野県諏訪に鎮座して、住民に農耕や養蚕を伝えたので五穀豊穣のご利益がある神さま、また軍神・狩猟の神さまとして古くから信仰されて来ました

 

新潟県は他の県に比べて諏訪神社がとても多く鎮座されています。理由としては江戸時代に長野県の方から入植してきた人たちが一緒に氏神である健御名方神を伝えたとされています

新潟県神社庁長岡支部が発刊している『古志乃おやしろ』と言う旧古志郡の神社を掲載した本の情報によると、全国で一番多いとされている稲荷神社は12社、その次に多いとされている八幡神社は16社となっていますが、諏訪神社は群を抜いて63社ほど鎮座されています(巻末の索引で調べましたので、摂末社や合祀された神さまを含めるとどうなるかは分かりませんが・・・)

 

今日で23年度も終わり、明日からは新しい年度が始まります。今年度は災害など激動と言っても過言ではない一年でしたが、来年度は実り多く幸せな一年であるよう心よりお祈り申し上げます

それではみなさま、来年度もよろしくお願い申し上げます(大)

 

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