王神祭 

11月5日(日)金峯神社の境内社である又倉神社の祭礼『王神祭』が斎行されました。

当社に伝わる古代儀式で新潟県の無形文化財に指定をされております。

今年は快晴に恵まれ、また日曜日ということもあり大勢の参列がありました。

雛形行事

年漁行事

 

古代この地方を開拓され、稲作漁業酒造りなどの技を伝え広められたというご祭神への感謝のお祭りです。そして同時に神様と神様の婚礼の儀式でもあります。

お供えする米や餅、魚(鮭)は独特のお供えのやり方にて献上します。特に鮭は恩念切りといって鳥居の形にしてお供えします。古来より鮭は越の国より朝廷への献上品であったことはよく知られていますが、鮭は年の魚としてこの地方では雑煮などでも重用し生活に密着した魚です。ご神前の中央には鮭の背ワタ(内臓の部分)を別にお供えしています。古来から強壮薬として塩漬けにしていたそうです。

祭りの後の直会ではお雑煮を振舞います。こちらも昔からの調理に拘った鮭のお雑煮で参列者からも好評をいただいております。静寂の神事とうって変わって賑やかな宴の席となり、昨年のことなども思い出しますが、一年が過ぎるのが早く感じられます。昭和大正明治江戸戦国室町鎌倉その先と連綿と続く行事の僅かな期間を携わらさせていただいていますが、儀式の背後にあるその時代の祈りに触れるような瞬間を感じていただければと存じます。

※よくお問い合わせをいただきますが、参列はご自由にできますが直会については準備の都合上ご招待させていただいた方に限らせていただいております。直会への参列ご要望は電話もしくはメールにてお問い合わせください。(桃)

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