兼務神社祭礼(豊詰町・豊津義神社)

9月24日(日)長岡市内の豊詰町の豊津義神社で例祭の神事が行われました。

しばらく雨が続き肌寒い日が続きましたが、この日は秋晴れの良い天候になり支障なく神事を行いました。

豊津義神社のご祭神は建御名方命(タケミナカタ)といって諏訪神社の神様で、社殿内には神明神社もお祀りされています。

明治40年に建築された社殿も中越地震の折に大変な被害を受け改築された新しい社殿です。今回機会があり古くからの豊津義神社の写真の記録を見せていただき有意義な一日になりました。

神事後の直会では例年通り頭渡し(戸渡し?「とわたし」)といって当番の引継ぎの儀式が行なわれ、昔は頭屋(当番)を引き受けた者が酒を注いだ大杯を一気に飲み干す儀式が行われました。現在では気持ち程度の量や酒でなくなり時代の流れを感じさせますが、当番の引継ぎの明確さや周囲への認知、地域の一体感を培う儀式として楽しみにされていたのではと想像されます。

古い時代の姿を垣間見るような気がしますが、長く伝えていってもらえたらと思います。(桃)

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