稲荷神社初午祭

今年平成29年は2月12日が初午祭となり珍しく日曜日と重なりました。

稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社が京都伏見の稲荷山三ケ峯に鎮座したのが和銅四年(711年)二月の最初の午の日と伝えられております。日本中の稲荷神社で初午祭が行われたことと思います。

当地方では、五色の幟の上に「正一位稲荷大明神」、下に子どもの名前を書き神社に奉納するのが慣わしです。その際に撤菓(お下がりの菓子)が子どもたちに渡されることが多いようです。天候次第では祭事も厳しいこともあるのですがまずまずの天気となり日曜ということも相まって参拝は例年より多かったようです。

春日町稲荷神社

下中島稲荷神社

上中島神明神社内の稲荷神社

 

五色の旗は陰陽道に由来するとも言われ、それぞれ「木火土金水」を表すとか、東西南北中央を示すとか諸説ありますが寺社仏閣など日本の伝統文化の中に定着をしている色合いです。風に揺られて五色の旗がなびくと辺りの雪景色に映えてとてもきれいです。

移動の最中市内のあちこちの稲荷神社で同様の様子が見受けられました。(桃)

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